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| ハワイに住んでいる人でもあまり口にすることのないマウイオニオン。ケタはずれに美味しいという噂は聞いていても、旅行者が口にする機会はほとんどありません。世界的に有名なその甘いタマネギはマウイのクラという地区でしか栽培されないと聞き、栽培農家を訪れました。 |
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| 巷に見られるマウイオニオン |
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| まずは街でみかけるマウイオニオンを探してみました。やはり有名なのか、気を付けているとさまざまな形でマウイオニオンに出会います。 |
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スーパーでマウイオニオンを発見しました。 |
| ★左は普通のタマネギ。マウイオニオンは小振りです。 |
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| 普通のタマネギは1LBあたり99セント。それに比べてマウイオニオンの高いこと! |
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ポテトチップはマウイオニオンフレーバー。
病みつきになる味です。 |
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レストランでもたまにマウイオニオンを使ったメニューが載っています。 |
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| クラの農園に潜入 |
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| いよいよマウイオニオンの秘密を探るべく農園に向かいました。果たしてどんな方法でタマネギ を栽培しているのか、その秘密を教えてもらえるのでしょうか??? |
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ウラドモ一家はマウイオニオンをつくるクラの農家です。
畑に案内してくれることになったのは息子のアイラさん。 |
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| マタタビ隊もピックアップトラックの荷台に乗って畑へ向かいます。 |
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| もう収穫が終わり乾燥しているところなのです。 |
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| 隣の畑ではトウモロコシが育っていました。 |
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| アイラ: |
茎はグリーンでとても大きくなるんだ。充分に成長したら地面から引き抜いて置いておくと茎にいっていた成分がタマネギに戻る。これがタマネギの栽培に不可欠なプロセスのひとつだね。 |
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| アイラ: |
成分がタマネギに戻るのを待ってこういう風に茶色くなった茎と根を切り落とすんだ。 |
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| アイラ: |
こいつらはもう収穫できるね。充分に乾いているからね。こうしておくためにもタマネギは乾季に栽培するのが適しているんだ。それに育っている途中で雨が降ると、茎から伝わった雨が根元のタマネギに伝って溜まり、タマネギが腐るし、ニンニクみたいに内側でいくつかに分かれたタマネギになってしまう。 |
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| マタタビ: |
タマネギの花はどんな? |
| アイラ: |
これみたいな形で白いよ。茎が長くなって、その先にこれに似た白い花がつく。 |
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| マタタビ: |
大きいやつと小さいヤツ、どっちが美味しいの? |
| アイラ: |
味は同じだよ。消費者の間では小さい方が好まれることもある。でもどうしてかな?全く同じ味なのに。 |
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| ウラドモ農家のもうひとつのタマネギ畑に移動しました。小さなタマネギの茎が生えています。種を植えてから収穫までは5、6週間かかるそうです。これは3週目くらいのタマネギ達。 |
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| マタタビ: |
どうしてここのタマネギは格別に甘いの?特別な方法で製造しているのですか? |
| アイラ: |
特別なことは何もしていないよ。すべて自然の恵みさ。この肥沃な火山質の土とクラの気候そのものが影響していると思うよ。昼間は暖かく乾燥しているのに、夜は涼しい。ここは標高が高く、風が強いからね。そういったあらゆるものの組み合わせがクラを特別な所にしているんだ。 |
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| マタタビ: |
でも何か特別なケアをしているのでは? |
| アイラ: |
肥料が必要かなと思えばその辺の岩を土に埋めるくらいなものさ。
だってメインランドから買い付けてくるんだよ。 |
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| なんとマウイオニオンは人がつくり出したものというより自然の恵みをふんだんに受けた特別なタマネギだったのです!! |
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| 路地にこんなちいさなキャベツを発見。 |
| 小さなことにこだわらずに、植物の生命力を大切にしながら農業をしている感じがします。 |
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| ハレアカラ中腹にあるクラではアボカドやズッキーニ、マメ、イチゴ、アーティチョーク、グレープフルーツなどの柑橘類、あらゆる種類の野菜や果物を育てています。 |
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| 農園ではトウモロコシの皮を向いたり、形の悪いタマネギでピクルスをつくるという、ちょっとした農作物の加工もしています。 |
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| これがそのピクルス。 |
| 3つのフレーバーがあります。マタタビ隊に人気があったのは海草のオゴと一緒に漬けたもの。 |
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お父さんのマサルさんが採りたてのトウモロコシを食べさせてくれました。 |
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| ★これもクラの土壌と気候による恵みの産物です。 |
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| マウイオニオンの歴史 |
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| ウラドモさん一家の他、現在30軒弱の農家がマウイオニオンを栽培しています。大々的に栽培していないこのタマネギが有名になったわけとは??? |
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| マウイを訪れた旅行者が絶賛したマウイオニオンは新聞に取り上げられ、一躍有名になりました。それに伴いマウイオニオンの値段も急騰。農家は生産量を増やしたいと思っていました。 |
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マサルさんは初めて雨期にマウイオニオンを育てたパイオニア。
それまで雨に弱いタマネギを雨期に育てようとした人はいなかったのです。
敢えてチャレンジしたマサルさんのお陰で生産量が増えました。 |
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| 生産量は増えても、ウラドモさんの所では完全な受注生産性をとっています。取引先はホテルがメインだそうです。 |
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自慢のタマネギを生で食べてみます。
タマネギ特有の辛味が非常に少なく、ジューシーな感じでした。普通、こんなに大きく切った生のタマネギは食べられないでしょう。やはり違う!! |
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ウラドモファミリーのタマネギに対し、
レーガン大統領からもあまりの美味
しさに感謝の手紙が届きました。 |
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こんな人からも手紙が。
フランク・シナトラからです。 |
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日系一家のウラドモさんはクラの大地のように豊かで穏やかな一家です。
いろいろとありがとうございました。 |
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■編集後記
Editor's note |
このマウイオニオン・ネタ『マウイオニオンこそ隠れたハワイの名産!』はまだ続きます。
次回はマウイオニオン・フェスティバルに潜入したり、調理法や取扱いのテクニックなどを取材してきますので、乞う御期待。 |
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